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libros
安藤 忠雄: ル・コルビュジエの勇気ある住宅
ちょうどこの本を読んだ頃に地球街道でロンシャンの礼拝堂を訪れていたので、後ろから前からしゃぶりつくすように読んでしまった。安藤忠雄のコルビュジエへの思いが強く伝わってくる・・・はずだったのだろうけれど、実際はコルビュジエから受けた影響が具体的にどう仕事に現れたのかということが分かる、割と冷静な本、だと思った。 (★★★)磯 達雄: 昭和モダン建築巡礼 西日本編
いやぁ★これだけの想像力を駆使できたら、建築に限らず人生なんでも楽しめそうだなおいおい。生きるってことがどんどん面白くなってくる本だったよ。あれ?建築について学ぼうと思ったんじゃ・・・ (★★★★)藤森 照信: 藤森照信の特選美術館三昧
改めて読むと、すみません、文章より写真の美しさに圧倒されます。例えば何度も訪れている松濤美術館。こんなアングルからの味わい方があったか!など発見が多く、自分が写真を撮るとき、建築を愉しむ時の目がひとつ増えたような気がするのです。発売当初は文章ばかり追いかけていたけれど、時間がたつにつれ、写真の素晴らしさがひしひしと迫ってくるような本でした。 (★★★★)八束 はじめ: 思想としての日本近代建築
ややこしい部分もあるので、グラフにするとか(無理?)表にするとか、人物相関図を作るとか、文章重視、挿絵いらないとか言っているわたしもさすがにちょっとつらかった。素人ゆえの悩みか。もちろん体系的に捉えようとするにはひとつの手がかりになる本なんだということは分かっているんだけど。 (★★★)東野 圭吾: 赤い指
立ち読み。家でじっくり読んだら落ち込みそうな内容だったので、立ち読み。椅子に座って読んだら周囲の人間関係を疑いたくなりそうだから、立ち読み。お茶休憩挟んで読んだりしたら親に泣いて謝りたくなる内容だったから、立ち読み。買わなくてごめんなさい。 (★★★★)東野 圭吾: たぶん最後の御挨拶
押入れのなかに足をつっこんで眠る、とかね。 東野さんが近しい人のように思えた一冊。 いやいつもそばにいるような気がするんだけど、ね。 (★★★)橋本 紡: 月光スイッチ
実らない恋が淡々と綴られていく。 香織の思いが深まるほど、不倫相手との関係はつかみどころのないつるつるした球体が完成に近づいていくよう。恋心が当の本人達からも距離を置こうとする静かな音が聞こえてくるような小説だった。つまり、、、熱するほどに冷えていく関係を描いたもの。奥さんとの修羅場はちょっとしたスパイス。それ以外は本当に穏やかな文体。 (★★★)東山 健吾: シルクロードの足跡―人物と遺跡からみる西域史
各章のタイトルでまず飽きさせないような構成。「乱世に生きた名僧と怪僧」は何だか笑ってしまった。現代で言うと、誰だろ、怪僧って。不登校児童生徒の社会復帰に尽力する僧侶の話をメディアで目にしたりする機会は多く、布教そのものとちょっと違ったりするけど名僧ってそういうこというのかな、と思ったりする。怪僧にいたっては、そこまでの迫力ある僧侶って今いないよなぁ。政治に力もってなくちゃやっぱり中国の歴史に出てくる怪僧の存在自体、ないよねぇ。いや、わたしは何も望んでませんよ、あしからず。 (★★★)- 鎌田 茂雄: 新 中国仏教史
調べたいことがあるときに手元にあると便利な本のひとつ。p.126「武周朝では怪僧、妖僧が活躍した」とあり、僧侶にもいろいろあるんだなと妙に感心。 (★★★) 亀田 龍吉: 調べて楽しむ葉っぱ博物館
(★★★★)ピーター アトキンス: 元素の王国
(★★★★)清 邦彦: 女子中学生の小さな大発見
(★★★★)ロビン・ウィルソン: 四色問題
(★★★★)矢部 三雄: 森の力―日本列島は森林博物館だ!
(★★★★★)宮沢 章夫: 牛への道
(★★★★★)池澤 夏樹: 神々の食
食欲のないこの季節。異国の文化をまるごと飲み込みたくなるような読後感に脱帽。 (★★★★)マリオ リヴィオ: 黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語
「気立てのよい息子」の章がダイスキ。そもそもこの本を読んだきっかけは、ケータイメアドに1.61803398を使っているひとと知り合ったことなんだけどねヽ( ^ 。^ )ノ (★★★★★)月曜日は最悪だとみんなは言うけれど
無性に翻訳モノが読みたい欲求には応えてくれる本。 (★★★★)綾部 恒雄: アソシアシオンで読み解くフランス史
時間はかかったけど、まとめて読むことでやっと全容がつかめた感触が得られた。 (★★★★)マイケル,バー ゾウハー: ミュンヘン―オリンピック・テロ事件の黒幕を追え
こちらのほうが、読みやすかったのはきっと黒い九月事件の基礎知識が前回のアーロン・J.クライン著作から得られただけ、というだけじゃないと思う。 (★★★★)アーロン・J. クライン: ミュンヘン―黒い九月事件の真実
全てが真実ではないからこそ怖いのですよぅ (★★★★)堀江 敏幸: 河岸忘日抄
読みにくいでござる。でも文学なお時間を過ごせたって実感は得られる本でございます。 (★★★)- 大道 珠貴: しょっぱいドライブ
うぅ。ミホに共感もできなければ、違和感も覚えられないし、情景描写もなんだかいまひとつだし、納得いかなかったりして、雨の日には薦めたくない一冊。 (★★) レイモンド カーヴァー: 頼むから静かにしてくれ〈1〉
短編だから読み続けられるってタイプの本かなぁ... (★★★)T. ファリッシュ: ポテト・スープが大好きな猫
猫好きになって2年が経とうとしていて、フランス語を始めてやっぱり2年が経とうとしていて。区切りになりそうなときに見つけた本だから今フランス語に訳してみている。微妙なニュアンスが難しいのは英語と一緒(・∀・;)> (★★★★)マイケル ホーイ: 空いっぱいに恋してる―ネズミの時計屋ハーマックス〈1〉
一気に読みたい!衝動があったら迷わず薦めます。 (★★★★)村山 由佳: 星々の舟
著者の本はたいていがいかにも「お話」なんだけど、そしてこの本もそのたいていに入ってしまいそうなんだけど、「父」に関する部分で、それが否定されてしまった。村山さんを「ピュア」という言葉でカテゴライズしたがる人はやっぱりこの本もそう片付けちゃうんだろうか。それは勿体ないなと思った一冊。 (★★★)村上春樹 編訳: バースデイ・ストーリーズ
誕生日がニガテな私に必携の本だわ(≧へ≦) (★★★★)とっておきのドイツ―ほんとうのドイツを知っていますか?
サッカーの開催地について歴史で覚えた知識以外は、意外に知らないことが多いドイツの各地。せっかくだからこの機会に知っておきたい。普段は興味がないからこそ読みたいドイツ本。 (★★★)柳原 和子: 百万回の永訣―がん再発日記
困難に向かう時にこそその人の底力とか、実力とか人間の器みたいなものが現れるんだろうなと、自分の惨めさが悔いられる一冊。 (★★★★)宮部 みゆき: 誰か Somebody
肩の力が入っては抜けて、ミステリーのマッサージを受けたような。 (★★★)岸 恵子: 私のパリ 私のフランス
パリを好きっていうならここまで奔放に味わいつくさなくちゃ。コンナ風に年をとりたいデス(≧∇≦)~~* (★★★)義家 弘介: いま、暗闇でふるえているきみへ
いまわたしは必要としていないけど、誰かに伝えてみたくなった、優しい言葉の数々を。 (★★★)森 絵都: 屋久島ジュウソウ
憧れるモノや国のバックグラウンドが厳しいモノであるほど、「なんとなく」惹かれていく気持ちをシェアできたなぁとちょっと嬉しくなった。絵都さんはじめての旅エッセイだそうな。 (★★★★)河島 英昭: イタリア・ユダヤ人の風景
イタリアに行く前に必読。 (★★★)ハーバート・クロスニー: ユダの福音書を追え
200ページあたりで何だかぐったり。登場人物たちの苦悩があぁ~体感されちゃうのよね。自分の関わっていることが世紀の発見につながるかっこいい行為だなんて。結局ほんとのほんとに最後に分かったらシアワセだよねぇ。だって苦労が報われるかどうかなんて保障、どこにもないんだもの。それでも頑張っちゃうんだよねぇ。とため息つきたくなるほど、地道な経緯がユダの福音書の発見にはあるのでした。 (★★★★★)- 土橋 寛: 日本語に探る古代信仰―フェティシズムから神道まで
この本買ってから15年経ってる...春になると読み返したくなる内容。 (★★★) 細野 真宏: 細野真宏の世界一わかりやすい株の本
裏表紙のくまちゃんがso cute!!! (★★★)林 伸光: アロマテラピーコンプリートブック〈上巻〉
精油のプロフィールだけじゃなくて解剖生理学部分が充実しているのがいいところ。ティートリーはフトモモ科なんデスなんてえらそうに言ってみたりする私まだまだビギナー。 (★★★★★)小笠原 喜康: 博物館の学びをつくりだす―その実践へのアドバイス
本書で紹介されているこうした試みが各地で蓄積されているのだと何だかほっとした次第。でも同じコトを別々の場所で悩んでいてもしょうがないじゃない。シェアできる場所がこの本なんだなと思った。 (★★★★)- 宮下啓三: 人間を彫る人生 エルンスト・バルラハの人と芸術
国際文化出版社より。 京都でバルラハ展を見に行く前に慌てて百万遍の古本屋さんで買い求めました。吉岡書店デス。展覧会カタログでももちろんバルラハの生涯を追う事はできますが、彼の戯曲の引用はこちらの方が読みやすい。「悩みを人と共有すること」は時代や社会背景の違いはあれど、人として感じられる安らぎの方法の一つなんだなぁ... (★★★★) 常松 幹雄: 最古の王墓―吉武高木遺跡
某遺跡関連学会の調査では福岡県内で最も人気のアル史跡は大宰府だとか。福岡市内にも、国指定の史跡は山のように?!あるのに...リピートして行ってみても愉しいところなのに...現在(06・04・13)現在福岡市博物館で展示中の同名展覧会もお見逃しなく(。→∀←。) (★★★★)ミラ メータ: ヨーガの哲学―パタンジャリの古典『ヨーガ・スートラ』200の格言をポーズごとに解明
文字の多いヨガ本なので「ヨガって初めて」という恐る恐るの方にはあんまり親しみやすくはないかも。でも読み始めると、サンスクリット語を解さない私には知らないことだらけで立ち読みでは止まらなくなってしまい、購入。 (★★★)朱川 湊人: かたみ歌
この時代に生きていたらそりゃぁもう恋しくて仕方ないだろうなぁ、郷愁につつまれた、でも今をも愛せる幸福な気持ちで本を閉じることができると思う。私には、三田あたりのごちゃごちゃした空間へのいとおしさが募るばかり。こんな風に会話できる寂れ系商店街があるから(西新はちょーっと賑やかだけど)日本で生きていける気がする。こゆレトロファンタジーにふれるときはいつも。 (★★★)浅田 次郎: 椿山課長の七日間
涙が止まらなくなったのは、243ページ『献杯』の章から。率直に言うと、というか作者の意図でしょうけど、憎しみも苦しみも全てをくるんでなおも愛するおじいちゃんに乾杯。 (★★★★)井上 剛: 死なないで
本に詳しいドラさんからご教示頂いた本。真っ赤な表紙にぎょっとするも、生まれてこなかったと周囲から言われ続けてきた路子の濃縮した思いとか、病院で出会い幼いまま芯で行く彩乃の生への執着とか、そんなものを色に例えるとやっぱり赤になるんだろうなと納得。 (★★★★)角田 光代: いつも旅のなか
フィレンツェにある「ラ・スコーペラ博物館」に関する部分だけ読みたかったので手に取ったわけですが、案外あっさりした記述で、すかされた感じ。 むしろそれ以外の旅が面白かったワ。 冒頭の1ヶ月にわたる(1ヶ月予定を決めず縦断したというひとことがなければそうも思えないやっぱりさらりとした文なのですが)モロッコ旅など。 この人にかかるとどんなスラムも、さらーっと流されちゃう気がする。他人の旅行記を読むと、違和感にあふれてしまい途中で本を閉じる自分がいる。やっぱりこの目でこの頭から出てくる言葉で旅のひとときを語りたいと切望してしまう。 (★★★)中西 多香: 香港 特別藝術区 ~香港アート&カルチャーガイド
アーティストの声が生々しく聴ける。香港の裏表が垣間見える。で、この安さ。これはいいだろうと思うんだけど、何か核がない。混沌ってことがキーワードなのかもしれないけど、それにしても、暖簾に腕押しのような、頼りなさが残ってしまう(。→∀←。) (★★★★)森 絵都: いつかパラソルの下で
髪の毛を切りたくなる日。人の目が気になったときや気分をうんと変えたいとき、森さんの本に帰りたくなる。今回の作品はまさにそんな本。自分の原点と否が応でも向き合わなくちゃってる主人公のもろさが「髪を切ることで変わりたい」自分に重なる。 (★★★★)李 禹煥: 余白の芸術
06年2月5日、熊本でリ・ウーファンに会いたい方は必読! (★★★★)村上 春樹: 東京奇譚集
あれ?210pもありましたかな。あっという間に読み終えてしまいました。細かく地名が出てくるので都内在住時代を懐かしく思い出してたけど、それぞれ似たような雰囲気を持つ地域を入れ替えても作れそうな話でないかい?東京じゃなくてもよかろうも(壱岐弁、多分)!と言いたくなってきた読後。しかしやはり人が集まる都市だから起こり得る偶然ということも確かにあるだろうし、まぁしかたないか。 偶然が偶然を呼ぶプロセスが春樹節。 (★★★★)ビート たけし: たけしの大英博物館見聞録
この本ができるまでにはたけしさんが訪れた1996年から追加取材された2002年までの結構な時間がかかっている。それだけでもなんだか根気あるなスゴイナと思った本。 妙に細かいところまで観察しているんだなぁ、私には気づけなかったところも多くて、その一方で同じことを同じ場所で感じてたりしてちょっとたけしさんが近くなった。ウレシ。でもamazonかどこか、 「ほんとにたけしの文かどうか疑問」というレビューがあり、本人が文書いてるかどうかよりも、私が気にするとしたらその着眼点がたけしさんっぽいかどうかってとこだろなと思ったりして。 (★★★)クラウス クラハト: クリスマス―どうやって日本に定着したか
日文研にいらした方が「日本のクリスマスは商業主義的に過ぎない」などといった評価(誤解)を、検証していく。 扱われた資料が、明治以降は新聞記事に集約されていくのが少し物足りなかったが、武士達の「クリスマス休戦」など興味を惹かれる内容に満ちていた。 (★★★★★)沼田 まほかる: 九月が永遠に続けば
前評判が高かった本なのでずっとほったらかしに。発行後1年を経た今日あたりが読み頃かと思い、扉を開くことに。145ページまでは(ワタシ的に脚本に対する評価の高い)月曜ミステリー系かと思って登場人物の整理をしていた。見事に裏切られた。前夜に読んだ『ユージニア』(恩田陸、角川書店)とだぶったところもあって、美少女系ホラーということに片付けることにした。今日はね。 (★★★★★)V・S・ラマチャンドラン: 脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ
さくーっと読み終えてしまいました。前作より一層一般向けを意識した内容となっています。物足りない方も多いのでは? (★★)岡田 芳朗: 南部絵暦を読む
文字が読めないからこそ、絵が必要だった頃もあるの。識字率が3桁になってる今、絵だけの暦って新鮮に感じるじゃない?たった170年くらい前のことだったりするのに。 (★★★★)渡辺 やよい: てっぺんまでもうすぐ
文体が素直すぎて、ホンじゃなくてネットで読み(流し)たいナ。内容はけっこう重たくてきちんと受け止めようとすると、がっくり膝の力が抜けてくる。ざらっぽい紙質は賛否両論だろうなー私は否のほう。 (★★★)平野 久美子ほか: 中国茶と茶館の旅
唐の陸羽は『茶経』を著作した。 に始まる茶経の解説が私には読みやすかった。この部分は布目潮ふう(さんずいに風)氏によるもの。 (★★★)平野 由希子: 「ル・クルーゼ」で、おいしい和食―お鍋で毎日のごはんをつくろう
和食どころか中華もできるル・クルーゼ。この本に紹介されている料理だったら私の秘密兵器「レインボー」(というなべがある)でもっとおいしく仕上がりそうな予感が。 (★★★)池澤 夏樹: キップをなくして
イラストが植田真さん。爽やかな夏休みを想起させる表紙だがこれがちょっとやっかいな、夏の物語。ジブリ作品『耳を澄ませば』のような気持ちになる、そうそう、アニメになったらジブリにぴったりの原作かなぁ。 「キップをなくしたら駅から出られないの」(p.11)女の子に告げられ、イタル(主人公)は駅で生活することに。 心に刻まれた言葉は、去年事故で死んだ「グランマ」の台詞。「亡くなった人は向こう側に行きます。そうして、その人の心を作っていたコロッコたちはだんだんに解散して、その心はやがて消滅します。それまでにかかる時間は人によって違うけれど、でも最後にはすっかりなくなってしまう。だから昔の人々の心は向こう側にもありません」(p.274) ちょっと安心。だって遺跡の調査中に、例えば最澄とか!昔の人たちの心が割り込んできたらどうしようとビビッていたからさっ。 (★★★)よしもと ばなな: みずうみ
宇宙みたいな表紙に惹かれ、手に取りました。 恋をすると必ずしもいいことばかりじゃないけれど、得るものも大きい。苦しい恋の吐息漏れる一冊。 そんなことを改めて母の誕生日に思えた。それはとてもうれしいこと。だって母が父に恋をしてくれなければ、私はこの世に存在できなかったのだから。 (★★★★)大竹 昭子: 個人美術館への旅
週刊のメルマガを編集していた頃、こんな風に穏やかな文体で紹介文を書けたらと願った。 初出はANAPR誌「ていくおふ」(1998夏号~2001春号)連載。 そか。飛行機のなかで読みたいなと思わせる文章を書けるようになったらいいんだ。そんな目標になった1冊。 (★★★★)熊谷 達也: 懐郷
昭和30年代を描く短編集。 生きていない時代だけど、(恋も死別も含めて)人をうしなってしまう辛さが全編にあふれていて、読んでいて胸が苦しくて仕方ない。 海岸に近い浅い磯にもぐる海女は「浜子さん」って呼ぶそうな。なんて知識を増やそうと気を紛らわせているものの、最後の最後でやられてしまいました。集団就職で送った生徒への想いを断ち切れない雫石の教師が盛岡駅から上野駅まで暑い東京で右往左往する『鈍色の卵たち』。こりゃやられた!実家かえりてぇなっす。 (★★★★)清水 晶子: ロンドンの小さな博物館
この著者のキャリアを見ているとバリバリなおねーさんに思えるんですけどぅ。それぞれのコメントがね、いい意味でゆるいんですよ。「ぴあ」に居たからかなぁ。ロンドンの空気かなぁ。ガツガツした感じが全然なくって、私が博物館を訪ねるときの気分をそのまま文章にできたらきっとこんな感じね。 (★★★★)


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