アムステルダムのお土産◆スパイス
いつものように、土曜はアルバート・カイプ市場でお買い物。鈍い1月の光のなかでも、命をつなぐ食べ物だけは輝いて見える・・・
なーんてアムステルダム在住者なら言ってただろう。日曜以外は週6回開かれるこの市場、全長約1.5Kmもあるというから驚き。
さっき買い物始めてハーリングとピクルスつまんでいただけなのに。冷たい風につい手にとってしまう、毛糸のカラフルなバッグを値踏みしていただけなのに。いつのまにやら店が切れてる。 あれ???
この市場ではいろんなものを見つけられる。例えば、買い物用?!のビシクレット。
相当でかいおじょーさんが後ろに乗っているけど、この2人の体重は前のちゃっこい車輪にはかからないわけよね。うーん。でも野菜をこれだけ買ったら、相当重いだろうなぁ。歩道が狭くてガタガタした福岡でこれ乗ったら渋滞しちゃうだろうなぁ。でもキャベツ1個の重さに辟易しているくらいだからこんな自転車が欲しいナ。
そんなわけで土曜といえばニューマルクト広場の計量所で開かれる朝の有機野菜市がお好みの方もいらっしゃるでしょうけど、ばんばん好きな量だけ野菜や果物、洋服に長靴までぶちこめるボリューミー(こんな言葉を使うようになった自分がこわっ!)なアルバート・カイプ市場の方がワタシはすき。お店が屋台というか出店っぽく並んでいる感じがいいよね。チョコの出店の後ろにはちゃんとチョコショップの建物があるし、スパイスやすり鉢が揃うカウンターの後ろには、スパイスショップ。だから市場が終わってもお店は残る。買い物は、時間帯や買いたいモノによって、屋台でするかお店でするか決める。選択肢があるのが好み。
でもって。脂っこい日本のカレールーが体に合わなくなって来たワタシには、(最近はジンジャーも多用)日常的にスパイスを大量に必要。そこで不可欠なのはスパイスのお店。しかも10€くらい買うと、おまけしてくれるとなれば、常連になるのは必然の流れ。
例えばフェンネル(VENKEL ZAAD)50gで1€くらい。スーパーで安く買える大量のスパイス類よりは、はるかに香りが強い。お店のおばちゃんは妙に親切で、ワタシが手に持っていたマンゴードリンクのカップを捨ててくれたし、この肉にはこれ、このお茶にはこれ、と教えてくれる。しかし我、オランダ語を解さぬ日本女子なり。おまけかどうか?最後に手渡されたミントキャンディを、ほっこりの笑顔でがっちりと頂く。
アムステルダムにはたくさんある橋のひとつ、名前すら覚えられない橋のたもとで、曇天を見上げると、キャンディをほおばった口の中できゃしゃなミントが芽を出しぐんぐん育っていくような気がした。雲を突き抜けて、遠い遠い青空まで。ん?ジャックと豆の木?じゃなくてこれじゃ世界仰天ニュース系に出されちゃうじゃん。それでもよかった。もう一度この街の石畳を踏みしめられるのなら。
De peperbol
Alvert Cuypstraat 150 Amsterdam-Zuid
+31 (0)20-673-7519

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